By JH3OZA
2024年 1月
(実験終了後順次記載します)
こんなプリント基板上にメインMMICやPLL-IC他を半田付けするだけで134GHzの信号を簡単に作り出せます。
1ch 134.080GHz, 2ch 134.400GHzとしました。
このMMICの特徴から130GHz付近が送信電力がピークで、離れていくと低下していきます。
`部品 表面 MMIC 裏面
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ブロックダイアグラム
製作風景
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134GHzの64分周 2095MHz 134GHzの信号
リファレンス発振器特性 30MHz
マイクアンプ特性
IFアンプ特性
送信時のフェーズノイズ特性
1号機 3号機
10kHzにて PHASE Noise 1; -56dBc/Hz PHASE Noise 3; -63dBc/Hz
詳細
134GHz帯 無線機の製作 (TRA_120_045 MMIC式)
製作のまとめ
非常に小型化ができました。パラボラアンテナやレンズアンテナの試験が簡単にできます。
1)アンテナの取出口は、MMICのモールド中心上部に。(出力低下、SWRが悪化、PLL-Lockが外れ)
2)PLLのループフィルターの調整は、ケースに入れてから調整する
3)ケース内の温度上昇(PLL-LockのVT電圧があがる)
4)各部品のシールド(Ref回路)に注意すること(相合作用する)
5)10MHzオーブンを浮かして接続時、出力のSWRに注意(PLL-Lockが外れ)
6)Refスプリアス、レベルを適切に調整(RefとPLL間に影響がある場合134GHz出力が変化する)
7)2CH(134.40GHzスペック外)は、Lockしないものがある。(Lockしても送信パワー5dB程低下)
8)MMICを半田付けする場合は、低温ハンダを使用
9)MMICのモールド上部内にアンテナが収納されているが、中心軸から少しズレている物もある
以上
DE JH3OZA 令和 6年 1月
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