1球 AC式再生検波ラジオの製作
       
By JH3OZA
(東京都大田区 桶谷 保)  2019年4月



1球再生検波ラジオ 0−V-1

 真空管は、12AT7を1本用い、電源にはAC12V x2用ヒータトランスを用いてヒータと,
倍電圧整流し約50V(無負荷で60V以上)を作りだし真空管に供給しています。
写真からも分かるように簡単で作れるラジオです。良いことに、B電源も高くないので感電もしません。
真空管は、12AU7でも使用することが可能ですが、12AX7では、ちょっとゲインがたりません。

 真空管12AT7の半分で再生検波し、残り半分で低周波増幅して、小さなスピーカーを鳴らしています。
強電界エリアで、そこそこスピーカから音量が聞こえてきますが、弱いエリアでは、スピーカに近づいてやっと聞こえる程度です。





回路図
 
倍電圧整流をしているので、真空管のヒータをグランドに接地させてないでうかせる必要がある。
これができるのは、傍熱型の真空管(カソードあるタイプ)のみです。
以上 JH3OZA


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