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< Subminiature-Tube Radio >




サブミニ管6418 再生検波ラジオ 0-V-1 を作ろう
   

By JH3OZA
(東京都大田区 桶谷 保)  2018年12月/2019年4月追加


<はじめに>
 サブミニチュア管6418が、大量に世の中に出回っており簡単に入手可能です。
そこで、以前から作ろうと思っていた再生検波ラジオを製作しました。


   <試作基板>                                  <回路図>
 


1)試作機の作製


<特徴>
1. バーアンテナに付属しているアンテナコイルを再生コイルとして利用
2. 再生側チューブのスクリーングリッドの電圧可変と再生コイルのトリマーによる2か所で再生レベル調整
3. B電圧の動作電圧が低く(12V,<300μA)、ヒータの消費電力も非常に低い。(1.2V, 20mA)
4. パイロットランプ(赤色LED)点灯
B電圧+10V程度で再生をかけられるようにし、B電源の電流300μA程度で点灯させています。




2)正規版の作製
 


 部品数も少なく1日で作り上げることができました。


<感想>
  初期は、B電池 006Pの9Vで動かしていましたが、再生がかかる手前で、再生に達していなく、
 B電源ラインに直列接続されているLEDを取外せば再生するかもしれませんが。まずは、もう少しB電圧を
(+12V)に上げ安定に動作させることにしました。

  昔から人気のある受信機と思っていましたが、それが分かるような気がしました。
 再生トリマーやボリュームで、受信感度を合わせていると、面白くワクワクした感覚を覚えます。
 この辺りが、まだまだ人気がある要因かもしれません。

 ** やはり真空管です。 **
 暗いところで、管を眺めるとヒーターの縦2本線がぼんやり光るのが神秘的です。

 ただ、スーパーより受信感度が少々落ちますが、それでも良く聞こえてきます。


By JH3OZA
2019/4/1

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