By JH3OZA
　2020年4月

昭和50年代の ミリ波実験装置　（機器）
　
　　


　　今なら入手できる古いミリ波の器具を収集してみました。
　昭和の時代のミリ波の導波管の装置です。 　さすがにミリ波となりますと、セミリジットケーブルで機器を接続するには、
　接続ロスが多すぎ、未だに導波管が用いられることが多いようです。


　導波管のサイズ
　Kaバンド WR-28 （26.5〜40GHz)
　Qバンド　WR-22 （33〜50GHz）
　Uバンド　WR-19 （40〜60GHz）
　Vバンド　WR-15 （50〜75GHz）
　Eバンド　WR-12 （60〜90GHz）
　Wバンド　WR-10 （75〜110GHz）
　Fバンド　WR-08 （90〜140GHz）
　Dバンド　WR-06 （110〜170GHz）
　Gバンド　WR-05 （140〜220GHz）

発振器
　


標準アンテナ (WR-15 20dB, WR-12 15dB)
　


導波管切替器（WAVEGUIDE SWITCH）

WR-15用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 WR-19用
　


周波数メータ-

WR-06用（110〜166GHz）

WR-08用（90〜140GHz）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　WR10用（75〜110GHz）




抵抗減衰器

WR-06用

WR-08用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　WR12用




Standing Wave Detctor

WR-05用（国内フランジ用）　　　　　　WR-06用（国内フランジ用）
　
WR-10用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　WR12用
　<


フェーズシフタ-　(Direct Reading Phase Shifter)

WR-10用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 WR-12用
　


EH-Tuner
　直列リアクタンスや並列サセプタンスを可変する

WR-06用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　WR-０８用
　

WR-10用



可動短絡器
　可変リアクタンス素子です。

WR-10用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　WR-15用
　


Detector 検波器
　

WR-05,WR-06用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　WR-10用
　　

WR-08用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　WR-12用
　　
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RF-Isolator
　高周波信号を一方向のみ伝達するユニット

WR-28用

WR-10,WR-12,WR-15用 （ファラデー回転型アイソレータ）　　　　　　　　　サーキュレータの１ポートに整合負荷を取り付けたタイプ
　
帯域巾をとるには、ファラデー回転型を選ぶこと。


各種導波管変換器（トランジション）

　


ハイブリッド（Hybrid）

１）マジックＴ
　


終端器（Dami）
　


ミキサー（Mixer）
　


外部ミキサー試験（11970V）

　
　
40GHz　0dBm入力、8566Bに外部ミキサー11970V使用時、　　　　31GHz 入力時の　２逓倍値　62GHzを測定
HP社指定のローカル信号増幅器なしで測定
　　


HP製 RF Signal Generator マルチプライヤー　(83554A)

　
　
20.5GHz　13dBm入力、8566Bに外部ミキサー11970V使用時、　　　　20.5GHz 入力時の　5逓倍値　102.5GHzを測定
４０G用の2逓倍器でも5倍の100GHｚ以上の信号が観測できる。
HP社指定　スペアナのローカル信号増幅器なしで測定
　　

Millimeter_wave 　
By　JH3OZA 　 2020年4月

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