フルハイビジョン映像変調器改造メモ
JH3OZA
桶谷 保 2025年6月
最近、メディアリンクス製の ISDB-T自主放送装置(MD2810 OFDM変調器)中古品を入手しました。
電源ONでエラーが出ていましたが、映像信号を(RCA)端子から入力するとエラー表示が消え、
設定されていた CH62(767.142857MHz)にOFDM信号が-27dBmで出力していました。
このユニットは、古い性か映像入力端子がRCA(CVBS),SDI,D端子だけでHDMI端子がありませんが、
手持ちの古いカメラには、RCA端子(NTSC信号出力)が付いているものが多く問題なく使えました。
国内のISDB-tは、映像符号化方式 MPEG-2 を採用していますので、受信モニターのHUAWEI製
202HW HWAAV2や地デジテレビでも動作確認できました。
また、このMD2810側にはワンセグがなく、これは受信できませんでした。
MD2810の内蔵基板 CH 62のOFDM信号

ブロックダイアグラム

製作プラン
1)5645MHz、および1265MHzの信号を送出できるようにする。
2)映像信号がない時にテストパターンを送出
3)スーパーインポーズでコールサインを入れられること。
1] 5.7GHz/1.2GHz 2バンドアップコンバーターの製作

