< 無線機の制御システムの製作




工事中
By JH3OZA
(東京都大田区 桶谷 保)  2007年8月

無線機の制御システムの製作


メインCPU制御器の写真


77GHz無線機のRFユニットやIF基板、ローカル発振器を制御したもの


  無線機の簡単な制御は、安価なPIC 1ヶで行うことができます。
 クロックが20MHz程度のPICで動作させることが可能です。
 16Fシリーズでも可能かもしれませんが、18Fシリーズを使うこととしました。
 20ヶ程のI/OポートがあればOKです。

1.おもな無線機の制御項目

1)周波数の表示  : XXX0.000MHzセンター表示 
            VFDディスプレー
2)周波数の変更  : 桁ボタンを用い桁数を移動させ
  ロータリーエンコーダで変更する
3)ローカル発振器 :(メインとサブと混合してローカルを作る)
  ・メイン発振器 : XX00MHzで100KHzステップ
  ・サブ 発振器 : X0MHzで100Hzステップ
4)送信周波数   : XXXMHz〜
5)受信周波数   : XXXMHz〜MHz
6)リピータ対応  : TX・RX周波数可変、toneの発生
7)メモリ記録   : 10チャンネルメモリ記録
8)トーン発振  : リピータの対応 88.5Hz ほか
9)送信/受信切替 : 送信周波数と受信周波数の切り替え
10)アナログ値の計測: RSSI、電源電圧、ケース内温度

2.PICを用いた簡単な汎用無線機制御器を製作中です。
  少なくても下記の3点を制御できる物

  1)周波数の可変(PLL回路の制御)
  2)送受信切替(PTT)
  3)周波数表示(LED or LCD)

3. PLL−ICの3バスをコントロールするためのプログラム

  ビット回転を使ってシリアル信号に変換させるのがミソです。
  たとえば、変換値を(bits8) だとすると、

   for (i = 0; i < 8; i++)        // 8 bits counter
   {
    k = ((bit8 << i) & 0b10000000); // Bbit分だけ左回転させ取り出したいbitを
                         highとして(0b10000000) ANDをとる
    k = (k >> 7);            // k を右に7回bit回転 1桁にもどす。

    output_bit(PIN_A1,k);      //RA1ポートに1bit出力
    clock();               //Clock1パルス出力
    output_bit(PIN_A1,0);       //RA1ポートに1bit出力 Lowに戻す

   }

  CCSで書くとこのようになります。このやり方が簡単です。

By JH3OZA   2007年8月


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