小型 47GHz無線機 製作メモ
はじめに
NardaWestの送受信用コンバーターを入手しました。
スペースを考慮にて、送受信コンバーターを2段重ねにし、
47GHzのアンテナ入出力は、サーキュレータで取り出すようにしました。
このため電波の偏波面は、水平となるためツイストを使い90°回転させ垂直偏波とすることとしました。
1)主ユニット NardaWest 50GHz TX RXConverter Units
最初に47GHz帯の周波数での 送受信コンバーターの性能調べました。
TX module (47.1GHz) RX module (47.1GHz)
( Vcc=6.3V Id=680mA) (RX; Vcc=6.3V Id=730mA)
Lo(-10dBm), IF(0dBm), OUTPUT RFin(-55dBm),Lo( -10dBm)
10.900GHz 3.50GHz 18dBm IF (GHz), IF(dBm)
11.025GHz 3.00GHz 19dBm 1.34GHz -64dBm
11.150GHz 2.50GHz 19dBm 1.54GHz -55dBm
11.275GHz 2.00GHz 20dBm★ 1.74GHz -49dBm
11.400GHz 1.50GHz 18dBm 1.94GHz -42dBm
11.475GHz 1.20GHz 17dBm 2.14GHz -40dBm★
2.34GHz -43dBm
2.54GHz -43dBm
2.74GHz -49dBm
47GHz帯で、IFが2GHzにおいて、送信出力およそ100mW、受信感度(ゲイン)約+15dBでした。
2)ローカル発振器(HMC833, 30MHzオーブン発振器, PIC)
Vcc=8V, Icc=<500mA
原発(1.884GHz)を発生させ24逓倍しを行い、さらに原発とミキシングする。
By JH3OZA 2024年10月