135GHz トランシーバーの比較 (4逓倍機と6逓倍機)
 
By JH3OZA
  2022年 8月

 ー工事中ー (実験終了後順次記載します)

 1号機と2号機は、ミキサーに入力するローカル信号の違いだけです。
135GHzのミキサーLoに、1号機は33GHz信号を+13dBm入力、2号機は22GHz信号を+20dBm入力しています。

1)対向試験実機
  1号機           2号機           1号機       2号機
 
 小さなホーンアンテナを取り付けて送受信試験を5m離して実施、信号を確認、SQが開きます。
自由空間伝播損失(0.5m;69dB), 5m;89dB, 10km;155dB, (66dBの差)、30km;165dB(76dBの差)
10km間で双方のアンテナゲインが66dBあればたぶん通話できます。もちろん、乾燥している冬の季節となります。
アンテナの開口面積(効率)にもよりますが、Φ30のパラボラで30dB?、Φ60で50dB?とみると、
30km間だと、送受にΦ60のアンテナを用いることで計算上繋がることになります。
しかしながら、送信出力や受信感度は、あまりにも悪すぎます。!

2)135GHzの送信出力
  1号機  (-32dBm)               2号機 (-27dBm)
 
 測定器 : ELVA-1 F-band Power Sensor

3)135GHzの受信感度
 
 送信:2号機(出力−27dBm) −> 受信:1号機
  1号機; ビート音 : <-78dBm, SQ ON : -70dBm, メータ表示 S5 : -53dBm, S9 : -52dBm

 送信:1号機(出力−32dBm) −> 受信:2号機
 2号機; ビート音 : <-85dBm, SQ ON : -73dBm, メータ表示 S5 : -63dBm, S9 : -60dBm


DE JH3OZA   令和 4年8月


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